f071
尺八花生
size 30.4cm
竹の掛け花入れ
不均衡な節の幅、所々に現れたまだら模様、そしてゆったりと曲がる姿からは、自然が作り出した美しさを見ることができます。飾らない季節の野花が似合う花入れです。
f072
巻煙草籃
竹巧斎
size 15.6cmx11.4cmx8.4cm
星形のような六角形のような網代編みが美しい小箱。
両開きする蓋は珍しく、小さな留め具がアクセントになって他にはない面白さがあります。落ち着いた色も魅力です。
経年により汚れや傷みはありますが、良い状態でお使いいただけます。
f073
蓮形木魚
加納鉄哉(1845-1925)
size 17cmx12.6cmx9cm
ユニークな形の木魚です。
片面には趣きのある文字で「観其音聲皆得解脱」と刻まれています。蓮のもつ特徴を生かして独特の形で作られています。
f061
探幽法印図写
野馬御香炉
size 32cm x 7.5cm x 29cm
上を見ていななく馬の姿は、野馬らしい力強さを感じます。嬉しそうな顔の表情からも、その生命力と自然に表れる楽しげな気持ちが伝わります。
f063
木彫兎
泉亮之 (1838 - 1918)
size 18.3cm x 10cm x 11.7cm
艶やかな毛並みは輝くようで、そして手に馴染む質感が心地良い兎の置物です。目の部分と体の後ろ部分に、経年変化による傷み割れがありますが、こういった所も含めて愛着の湧く姿だと思います。
f066
葡萄杢煎茶盆
size 34.6cm x 34.6cm x 4.3cm
植物が自然の力で作り出す美しい模様は、部屋の明るさや取り合わせるお道具によって表情を変えます。
縁の部分は唐木で格子に細工されていて、独特の世界観を見せてくれます。
f065
堆漆茶器 沈丁花
音丸耕堂(1898-1997)
size 7.3cm x 6.8cm
色漆を何度も重ねて、それを彫り出していく気の遠くなるような作業を経て、このような美しい色と形が表れます。
優しい色の白漆と沈丁花が咲き誇る立体的な花模様は、音丸耕堂らしさが伝わる素晴らしい作品です。
f060
達磨石神
size 13.2cmx11.7cmx15.5cm(h)
笑っているような、考え込んでいるような。
両手を合わせているのか、腕を組んでいるのか。
立っているようで、坐しているようで。
見た人がどんな風にこの達磨の姿を見るかは自由なのです。
Ⓒ 2022 YUMEKOUBOU