【天ノ川】Yumekoubou Bamboo Collection

Yumekoubou Bamboo Collection

竹は古い時代から私たちの生活道具として利用されており、馴染みが深い天然素材です。また美術品としても評価の高い竹工芸は、日本の伝統文化を代表する存在となっています。

その竹の可能性を見出すべく、多くの職人が高度な技術を駆使して時代の流れや独自の感性を表現しています。過去から受け継がれてきた伝統を継承し、さらにそれを超えていくユニークな作品は、近年アートとして認知されるようになり、海外では多くのコレクターがその素晴らしさに注目しています。

 

夢工房は、その「竹」の素晴らしさに注目し、時間をかけて多くの作品を蒐集してきました。今回の展覧会では、江戸末期から明治にかけて好まれた自由で風雅な文人文化で開花した精緻な唐物籃、その後さらに意匠に創意を加えた竹工芸作家による芸術的な作品、そして現代アートとして存在する竹のオブジェなど、時代や作家の枠に捉われない多くの竹作品を展示致します。

 


Yumekoubou Bamboo Collection

 

【天ノ川 ― Yumekoubou Bamboo Collection】

 

○日時

2025年6月27日(金) - 29日(日)

AM10:00~PM5:00(最終日のみPM4:00まで)

 

○場所

京都パルスプラザ

京都アンティークフェア会場内 / 夢工房ブース

 

>>京都アンティークフェア公式サイト


AMANOGAWA - Yumekoubou Collection

夜空を見上げるとそこにある

小さな光の点が

途方もない彼方に

途方もない数で

途方もない時間とともに

 

小さな光の点は

まるで一つであるように

そこにある

 

美しく個々に輝き

そして一つになって輝き続ける


【天ノ川 AMANOGAWA】 

夜空の星を眺めるように、時代やジャンルに捉われない広い視野で、さまざまなものに美しい輝きを見る。

私たちの出会う素晴らしい作品が、幅広く繋がって新たな価値とともに輝きだす。

夢工房のコレクションを「天ノ川」という美しい言葉で表現し、形ある軌跡として残せますように。

今回展示する作品の一部は、京都店でもご覧いただいていたものです。美術館の展示室ではない、京都店の美しい空間にあると、それぞれの作品が持つ個性豊かな価値が見えてきます。まるで呼吸をするように自らが輝きを放ってくれるのです。

※今回の展示作品と異なる場合がございます。

Iizuka Rokansai

飯塚琅玕斎(1890-1958)

Iizuka Rokansai

花籃  四晧

18cm x 18.2cm x 47cm(h)

Tanabe Chikuunsai Ⅱ

二代田辺竹雲斎(1910-2000)

Tanabe Chikuunsai Ⅱ

瓢形手付花籠

18cm x 19.5cm x 60cm(h)

 

Tanabe Chikuunsai Ⅳ

四代田辺竹雲斎(1973- )

Tanabe Chikuunsai Ⅳ

花無心Ⅲ

80cm x 41cm x 40.5cm(h)


Noguchi Ranhosai

野口籃鳳斎(1923-?)

Noguchi Ranhosai

宙の次元

45cm x 44cm x 45cm(h)

Nakamura Tomonori

中村朋紀(1965- )

Nakamura Tomonori

遊楽

75cm x 40cm x 50cm(h)

Fujinuma Noboru

藤沼昇(1945- )

Fujinuma Noboru

根曲竹花籃 春潮

46.5cmx32.5cm(h)


Honma Hideaki

本間秀昭(1959- )

Honma Hideaki

双風

43cmx34cmx92cm(h)

 

Hayakawa Shokosai Ⅴ

五世尚古斎(1932-2011)

Hayakawa Shokosai Ⅴ

六稜遊線文輪違縁花籠

21cm x 18cm x 34.5cm(h)

 

Iizuka Rokansai

飯塚琅玕斎(1890-1958)

Iizuka Rokansai

花籃  千条

25cmx24.5cmx53cm(h)