2022年6月24日 - 26日に開催された「藤井勘圿展」は、好評のうちに終了致しました。
暑い中たくさんのお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました。
この展覧会は、京都アンティークフェアの会場内にある夢工房ブースを利用しての展示でした。
広いスペースには、大小たくさんの作品を展示することができました。額装や掛軸、パネル仕様のもの、そして作品の内容は、独特の視点で描かれた植物を中心に、藤井さんが長期に渡り観察・描写した猿(マシラ)の絵などが飾られました。
この展覧会に合わせていくつかの新作も準備していただき、お越しになるお客様は、たいへん興味深くご覧になっていました。
作品のモチーフである蓮の花や椿、猿といった動植物は私たちに馴染み深く、見ていても分かりやすいものです。けれど彼の描く独創的な構図や色使い、猿の可愛らしく愛嬌のある表情などは、私たちを魅力ある藤井さんの世界へと惹き込んでいきました。
何度も作品をご覧になっているお客様も、初めて見たという方も、それぞれに楽しんでおられるようでした。気に入った絵から伝わる作家の人柄や想いを、あれこれと想像しながら鑑賞するのは良いものです。
Artsyの夢工房ページにて、いくつかの作品をご覧いただけます。お気軽にお問い合わせください。
「Artsy - Fujii Kansuke Exhibition」
藤井勘圿(ふじいかんすけ)
1947年兵庫県の生まれ。
増永弥太郎氏に師事した後、
1980年小松均氏の墨絵教室に入塾する傍ら
独学で自身の画風を確立し、
現在、個展を中心に活躍をしている。