1992年　奈良県に生まれる。2015年 ビッグコミックスペリオール新人賞受賞、2016年に大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科を卒業。在学中より自身のギャグ漫画を雑誌、SNSなどで発表し続けることで人気となる。その後、漫画やSNSという言葉の枠に囚われない、また増え続けるフォロワーに束縛されない自由な表現を求めてアート作品を制作し始める。2023～2024年は、アートフェアアジア福岡やアートフェア東京といった大規模なアートフェア出展のため、集中的に制作活動に挑みながら彼独自の絵画技法にも意識的に取り組んだ時期でした。大胆でインパクトのある絵は、彼の心の中にある情熱や欲望、さらに苦悩や葛藤という複雑な心境がキャンバスに重層的に包含されています。またアートフェアにおける彼のライヴペインティングを見れば、そのパフォーマンスから溢れ出てくる熱量を感じ取ることができます。彼の中には、何かになりたくて、けれど何かになりたくなくて、そんな風に試行錯誤しながらも現実をしっかりと見据えている石塚大介は、新しい創造力を秘めており更なる活躍が期待される。