四代田辺竹雲斎による展覧会「LIFE CYCLES」がアメリカのロサンゼルスにある「JAPAN HOUSE Los Angeles 」にて開催されています。
明治期より大坂府堺市を拠点に竹工芸を生業とする家系を継承した彼は、現在では伝統的な工芸品制作に加えて、近年話題となっている竹のインスタレーション、アート作品の創作にも意欲的に取り組んでおられます。
そして新型コロナ感染による世界的なパンデミックを乗り越え、海外での創作活動も再開されています。
今回の展覧会が開催されているジャパンハウスとは、日本の芸術やデザイン、テクノロジーなどをアメリカや世界に向けて表現・発信し、日本に対する共感や理解を広げていくという目的を持った外務省が所管する取組事業の拠点となっています。
現地ロサンゼルスにて、巨大インスタレーションを3週間かけて制作されました。
2022年7月28日に展覧会が始まり、2023年1月15日まで開催される予定になっています。
四代竹雲斎がアート作品に意識的に取り入れ、体現している「つながり」や「循環」といった主要テーマは、世界的にも共通のテーマとして根付いており海外の人にも受け入れられやすい価値として定着しています。
そんな彼の作品はロサンゼルスでも、大いなる魅力としてその価値を発信していくことになるでしょう。
残念ながら今回は、現地での制作過程や完成作品を写真や動画として、私ども夢工房が直接発信することは可能ではありませんが、陰ながら出展のサポートをさせていただいております。
なお展覧会の詳細や現地での様子は、下記でご紹介するサイトやSNSにてご覧いただけます。
